◇福島・浪江町、300マイクロシーベルト 放射線量、年間限度の2000倍超
福島第1原発から北西に約20キロ離れた福島県浪江町内の放射線量が、人間が1年間に浴びても健康に影響が出ないとされる放射線量限度の2233~2890倍に当たる1時間当たり255~330マイクロシーベルトに達していることが、文部科学省の調査で分かった。浪江町内には介護施設などに避難できない住民が多数いるとの情報もあり、文科省は「問題がある数値で官邸に報告した」と説明した。
調査は15日午後8時40分~同50分にかけ、同町内3地点で計測機器を積んだ「モニタリングカー」を使って実施した。その結果1時間当たりの放射線量は、19キロ離れた場所で車外255マイクロシーベルト、車内223マイクロシーベルト▽20キロ離れた場所で車外270マイクロシーベルト、車内220マイクロシーベルト▽21キロ離れた場所で車外330マイクロシーベルト、車内300マイクロシーベルト--となった。
文科省によると通常の生活で1年間に浴びても健康に影響ないとされる放射線量は1000マイクロシーベルト、同町内の数値は屋外にいると3時間前後で限度に近付く。屋内でも車内に近い数値が出ることも予想され、文科省は16日から「測定者の健康に被害が出ない範囲で計測を続ける」としているが、住民の健康被害について「枝野官房長官からコメントするなと指示があった」と説明した。【篠原成行】
テレビの報道では、出来るだけ安全な数値とか、こうであって欲しいby東電な内容ばっかり流れてる気がするな。
安全であったはずの21キロの場所でこんな数値がでてるようじゃ、30キロであっても相当大変なことになってそう。
レントゲンやCTスキャンに例える報道はごまかしでしかない。
「毎日レントゲンをカシャカシャ撮影し続けて健康被害はありませんか?」 って専門家に聞くべきなのに、そんなことは誰も聞いてないし。
地震発生直後からいろんな手を尽くしてきて、すべて全敗状態。
もはや人が近寄って何か有効な手段があるとも考えにくい状態なわけだから、この状態が続くとどうなるのか教えて欲しいです。
ヘリコプターで二階から目薬作戦とか、時間稼ぎにもなってない、無駄に被曝者増やしてるだけの作業だと思うのは私が素人だからでしょうか。
せっかくインターネットという道具があるんだから、テレビの意見だけ鵜呑みにせず、海外の記事や原子力の仕組みなんかを色々調べて自分で納得できる答えを出して欲しい。
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