今日はギブスの調子を見てもらいに病院にいってきました。
僕の足は内側側副靭帯損傷というなんだか痛そうな名前なのですが、膝を固定している靭帯というものが、びよーんと伸びたり、ところどころぷつりぷつりとほつれている状態らしいです。
だから、膝が不安定な状態になって、膝がかくーんと抜けてこけたりしていたようでした。
で、靭帯は完全に治るということはないそうです。
実は4年前にも、もっともっと軽度な靭帯損傷をやらかしていたのですが、そのときですら、通常時の痛みが取れるのに1ヶ月くらい。屈伸運動したときに膝がぱきぱき音がなる状態から治るのに半年以上。怪我した場所を押さえても痛みを感じなくなるまでに1年以上掛かったような記憶があります。
また、4年ぶりにスキーで普通に滑っただけで、膝のぱきぱき音をたてるとか、内膝の違和感とか、押さえると痛いという状況になったので、完全に治ることはなさそうでした。
しかも、以前は痛いながらも歩けていましたが、今回は完全に歩けなくなってしまったので、前回の怪我よりひどいのでしょう。
4年前の怪我のときは、湿布と包帯だけでなんとかなっていたのですが、今回はギブスをはめてます。
ギブスをする事によってかなり固定されているので、痛っ! ってなることはほとんどなくなりました。
ギブスはとても良いものなのですが、欠点もあります。
まず、足が曲げられない。
僕のパソコンは座卓タイプなので、パソコンの前に座るのも一苦労です。
左足だけで正座して右足は前に投げ出したり、横に足を開いて股割りみたいな姿勢でやってみたり。
どちらにせよ長時間は無理です。
あと、ウンコするときにうちの便所だと前の距離が足りないので、ドアを開けて右足だけ便所のドアからだしながらやってます(照)
でも、まだ洋式便所だから何とかなってるけど、和式便所なんて完全に詰みコースじゃないのかなぁ。
ああ、でも、うちの犬がウンコするとき四つんばいになってやってるから、そんな感じでいけるのかしら。
で、今日、病院に行って待合所で待っているとき、人がたくさんいて、あいているいすが丁度カーブのあたりにしかなく、仕方ないのでそこに座っていました。
足は前方に投げ出す形になるのですが、結構、みんな、スレスレを通過していきます。
で、結構、足元見ずに歩いてる爺ちゃん婆ちゃんが多くてハラハラしてました。
コーナーリングでin側スレスレを攻めてくる5人目くらいのおばあちゃんが、僕の足に直接Hit。
ばあちゃんはこけなかったけど、一番痛いところに衝撃が掛かって
「あいたー!」 って叫んでしまいました。
自分が痛いのも嫌だけど、爺ちゃん婆ちゃんが余計に怪我して帰るのも嫌なので、パイロン代わりに丸椅子を配置して、その下に足を入れて待ってました。
で、ギブスってかゆいのですよ。
この季節だから蒸れてかゆくなってるわけじゃないんですが、ふと、かゆくなってかきたいなー って思ったら最後。
かきたくてたまらない衝動に駆られて、余計にかゆくてしかたなくなってきます。
クリーニング屋でもらえるような針金のハンガーでかくといいらしいからやってみたんですが、くるぶしの上くらいから太ももまでギブスで固定されているので、どうしても膝の上くらいまでしか届きません。(膝の周囲はかなりぴったりの設計のようで針金がはいりません)
だから、膝からしたがかゆくなったら最悪です。
ハンガーが届きません。
無理やり下からいれてみても、器用に動かせないのでベストな掻きポジションに針金が移動しないし、引っかかったら痛いし、ハンガーの先っちょについてる金属で怪我しないためのキャップみたいなのがギブスの中で外れてとれなくなるし、前途多難でした。
で、先生に、ギブスの中がかゆなるんです。 っていったら、ノズルのついたスプレーを出してくれました。
ひんやりして、かゆみを押さえるスプレーのようです。
「これで勝つる!」と喜んで家に帰ったのですが・・・
ノズルが短くて肝心な場所にとどかねー!
今のギブスは昔の石膏のギブスと違って半メッシュみたいになってて外気を取り入れるようになっているので、上からシュー っとしてみたけど、かゆいところに限って目が詰まっててスプレーの汁が当たらねー!
かゆいところに手が届かないお話でした。
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