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1から始めるLinux (ハード選択とインストール)

08.10.2005, Linux, by .
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さて、前回までの記事でubuntu-jaをインストールすることが確定しました。
が、とりあえずLinuxならなんでもいいや。 という人も多いですよね。
私もそうでしたし、何か1つ使ってみないと比較もできません。
インストールのハードウェア構成によっては、インストールに失敗することもよくあります。
その場合は、別のディストリビューションを試してみて、インストールが成功するものを探せばいいでしょう。
さて、このBlgoを見ている皆さんは、大抵の人が学生かNeetだと思います。
当初は新品のPCを一台用意してやる予定だったのですが、どうせなら皆の環境とお財布にあわせて、一緒にやった方がいいんじゃないか?
そう思いましたので、いかに安くでデスクトップ環境を構築できるかという企画とすることに決定しました。
というわけで、仕事が休みの日に、行って参りました、大阪日本橋。
そこで中古PCを品定めしてきましたよ。
今回狙うPCは、企業払い下げ、もしくはリース落ちの型遅れマシンです。
通常、企業は大量に同じPCを購入もしくはリースします。
そしてそれをしばらく使った後、安くで売却、リースの場合は返却します。
会社で使われていたPCのメリットはやはり、あまり怪しげな使いかたをされている可能性が低いので痛んでなさそう。
これに尽きると思います。
PCマニアが使用していた自作PCだと、クロックアップ等(私もWindowsマシンではやっています)いつ壊れてもおかしくないくらいに改造され、酷使されていた可能性が高いです。
デメリットとしては、あまりマニア心をくすぐるような、楽しいパーツがついてないことでしょう。
普通に使えるという優等生的なパソコンの場合が大半です。
今回選択したPCは、ドライバCD、OS、キーボード、ソフト、マウス、モニタ、説明書。
それらが全く付いていないタイプのまさに本体のみ。 というタイプです。
性能はなかなかで、DELL製のブラックボディーの省スペース型。セレロン1.2Ghz メモリ128 USB*4 ビデオとサウンドがオンボード HDD20G CD-ROM24倍速。
といった構成で12000円でした。
同じような構成で、メーカーが富士通の商品は9800円でした。
見た目がDELLの方が黒でかっこいいのと、メーカー的にも日本メーカーは嫌いなので、2000円高いのですがDELに決めました。
OS無しモデルであったのに、家に帰って起動チェックしてみると、普通にWindows2000 SP4が立ち上がりました。
これってライセンス的にまずいんじゃないでしょうか。
とまぁ、最初からLinux一本でいくつもりで購入したパソコンですので、そのままNTFSは消去して、Linuxをインストールすることとしました。
Linuxをインストールするには手順があります。
1.CDの入手
これは、Linux系の雑誌を購入した時に付いてくる付属CDでもいいですし、インターネット上で配布されているイメージファイルをライティングソフトでCDRに焼いて、それを使用しても構いません。
基本的にネット上で入手する方がVer自体は新しいですが、雑誌の付録CDであってもネット上で簡単に自動アップデートされることが多いので困ることはないでしょう。
ただ、最近の雑誌の付属はCD-ROMではなく、DVD-ROMの事であることが多いので、我々のような貧乏人には配布されているCDイメージをCDRに焼くのが簡単ではないでしょうか。
もちろん、ipを設定してwindowsのDVD-ROMからLAN経由でインストールしたり、HDDを一時的に移植してインストールや、DVDドライブを一時的に移植 などなど、方法は沢山あります。
ただ、それができる人間がこのBlogを見ている人にはあまりいなさそうですので、なんらかのLinuxのCDをダウンロードして焼いたと仮定して話を続けさせていただきます。
2.Bootドライブを一時的に変更
通常の設定ですと、大抵のパソコンは、電源を入れた時にHDD1(Windowsでいうc:)を読みにいく設定になっています。
それですと、Windowsが入っている場合、Windowsが立ち上がってしまいますし、何も入っていない場合、何も表示されなくなってしまいます。
ですので、起動ドライブの順番を変更しましょう。
電源を入れて、HDDを読み込む前に、Bios設定画面に抜けます。
私のWindowsの入っているPCですと、電源を入れてDELキーを押せば抜けることができました。
この今回購入したDELLLのPCは説明書さえないため、Biosに抜ける方法がわかりません。
何度か失敗してWindowsを起動してしまいました。
一瞬だけF8 F12というのが見えたので、F12を連打してBiosに抜けることに成功しました。
自分のパソコンのBiosに抜ける方法が分からない場合、電源をいれてからF1~F12とDELキーを全て連打したらいいんじゃないでしょうか。
ここでBootdriveというような設定項目がありますので、1番目をCDROMドライブに変更します。
今回購入したDELL製のPCは、Bootの1番目から3番目を詳しく順序入れ換えできるタイプではなかったので、FDDとHDDをBoot無効に設定して、設定を保存して再起動させました。
3.インストールと設定
ここまでいくと後は簡単です。
勝手にWindowsのような(ディストリビューションによってはWindowsを凌駕したような)インストーラが起動します。
最初の難関ともいえるのが、パーティションの領域なのですが、Linuxのみをインストールする場合、デフォルトでokでしょう。
その後は適当に はい はい といっていればいいでしょう。
ディストリビューションによっては、インストールタイプを聞いてくることがあります。
デスクトップを選びましょう。
サーバタイプを選ぶと、余計なソフトが全くインストールされない、最小構成のようなマシンになります。
インストールも終盤にさしかかりますと、rootの名前とパスワードを聞かれます。
rootといえば、Windowsでいうadminの事で、一番偉い人という意味です。
名前を入れて、パスワードを入力しましょう。
windowsの場合、passを入れるとき******* とでるのですが、Linuxの場合でませんので、キーボードが効いていないのじゃないか? と思うかもしれませんが、きっちり行ってますので安心してください。
rootのアカウントを設定したら、次はユーザのアカウントを同じように設定します。
Linuxでは通常、rootであれこれ作業したりはしません。
ですので、メインで使うアカウントを作成すればいいでしょう。
家族複数で使用する場合、人数分のアカウントを作成しましょう。
さて、ここまでできたら、XWindowの起動です。
自動でGUIモードが立ち上がる場合もあれば、コマンドラインでstartxと入力すれば立ち上がるタイプもあります。
私が入れたubuntu-jaの場合、自動でX-Windowがたちあがりました。
後はまず、ログインしてみてインターネットでもして遊んでみましょう。
大抵のディストリビューションには、mozillaブラウザや、FireFoxなどが最初から入っています。
残念ながらX-Windowが立ち上がらなかった場合。
簡単なファイルの修正で立ち上がる場合もあるのですが、あまり知識がない場合、別のディストリビューションを試していって、起動するものを探すのも方法の一つです。
私が入れたubuntu-jaやFedora、CENTあたりを試せば、どれかがばっちり動いてくれるんじゃないでしょうか。
ともかく、私の場合は、たいした苦労もなく、ubuntu-jaのインストールに成功し、GUIモードで起動することにも成功しました。
Linuxインストール記念ということで、壁紙を擬人OSのLinuxたんにしてみました。
ubuntu-jaのデスクトップ画像(GNOME)
次回は便利なソフトのインストールについて書いてみたいと思います。

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3 Responses to 1から始めるLinux (ハード選択とインストール)

  1. 2005-08-11 at 17:16 匿名

    今日電気やさんに行ってきました。
    プリンターのインクを買いにいったのですが
    PCを少し見てきました。
    ディスクトップのPCが安いので7万!
    今は液晶と本体が一体化してるのが多いね
    場所はとらないが、いじるには難しそうとかんがえてしまった^^

    返信
  2. 2005-08-11 at 20:55 ベル

    ↑なぜか名前いれるの忘れた。

    返信
  3. 2005-08-11 at 22:55 ちゅもも

    最近のパソコンはぐっと安くなりましたね。
    省スペース型は犠牲にしてる機能も多いので、やはりタワー型が欲しくなりそう。
    ただ、市販でまともなタワー型というのが、ほとんど見かけなくなってます。

    返信

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